酒米栽培の現状と課題を知る -「酒造りは米作りから」栽培醸造蔵を冠する泉橋酒造(神奈川県海老名市)編-
酒米作りに関する様々なことが学べるセミナー
この度、栽培醸造蔵を冠する泉橋酒造(神奈川県海老名市)の代表取締役社長であり、「農!と言える酒蔵の会」の理事も務める橋場友一氏をお招きし、酒米栽培の現状や、酒米栽培に関する様々なことが学べるセミナーを開催致します。
セミナーでは、稲作の1年のサイクルから、水田ならではの機能、伝統農法と近代農法の違い、米作りを取り巻く環境の変化(戦後の農地改革から令和の米騒動まで)、さらには、酒米栽培の課題(地球温暖化や令和米騒動の影響、自然栽培の取り組み、農家の後継ぎ問題、など)についても解説頂きます。
また、天候などに左右される酒米の出来が日本酒の香味に与える影響の解説、そして、酒米の品種別日本酒のテイスティングも行います。
何故「酒造りは米作りから」なのか。そして、良い米を作るためには「土づくり」から行う必要があるのか。そして、「減農薬栽培」や「整粒歩合の向上」が何故重要なのかなどは、唎酒師を始めとした多くの日本酒提供販売者も学ぶべきことと考えます。仏語のテロワール(日本語訳では「風土」が近いとされる)という表現を用いて、日本酒が語られる昨今、酒米栽培の現状と課題を是非知っておいて下さい。
<セミナーコンテンツ>
・栽培醸造蔵を冠する泉橋酒造が目指す酒米作りとは
・稲作の1年のサイクル ~ 水田が擁する多面的な機能、近代(IT)農法の特徴など ~
・米作りを取り巻く環境の変化(戦後の農地改革から令和の米騒動まで)
・酒米栽培の課題(地球温暖化や令和米騒動の影響、自然栽培への取り組み、農家の後継ぎ問題、など)
・酒米の品質が日本酒の香味に与える影響とは
・酒米の品種別日本酒のテイスティング(3種類予定)
など
テイスティングテーマ
・酒米の品種が異なる「いづみ橋」のテイスティング(3種類予定)
こんな方におススメ
・唎酒師以上に米(酒米)に関する知識を修得したい方
・飲食店や酒販店などで日本酒の提供販売に携わる方
・酒米の栽培、または、酒米を取り巻く環境問題などに関心のある方
・日本酒の香味をWEBやSNSなどでコメントする機会が多い方
など
講師
橋場 友一 泉橋酒造株式会社 代表取締役
農!と言える酒蔵の会 理事
1968年神奈川県生まれ。大学卒業後、証券会社に入社し大阪にて3年間勤める。阪神大震災を機に「人間何があるかわからない。やるべきことをやらなければ。」と蔵に戻り、泉橋酒造を「栽培醸造蔵」「オール純米蔵」とするなど、蔵の経営方針に大きな変革をもたらす。現在も“酒造りは米作りから”という信念のもと、近隣の地区で栽培した酒米を用いて酒造りを行うだけでなく、自然環境に配慮した農業に取り組み、未来に繋がる地域づくりを目指している。また現在、酒米の栽培を行う酒蔵で構成される「農!と言える酒蔵の会」の理事も務める。
- 開催日時
- 8月31日(日) 14:00-15:30
- 開催場所
- サケアカデミー
東京都文京区小石川1-15-17 TN小石川ビル7F - 費用
- 一般価格 6,500円(税別)
- 備考
- ハイパーリンクを追加する場合は下記のように記載してください。
【ハイパーリンクのURL】
■例
https://tokyo-sake-calendar.com/