栃木の地酒! 試飲販売会レポート
概要
栃木県大田原市で150年以上続く酒蔵である菊の里酒造の試飲販売会が8月10日から2日間、銀座君嶋屋で行われました。今回は、試飲会の様子、そして菊の里酒造のメインブランドである大那の特徴に迫ります。
試飲販売会の様子
銀座君嶋屋は、JR有楽町駅と東京メトロ銀座一丁目駅から徒歩5分の場所にあります。
酒瓶がディスプレイされているので、外から酒屋だとすぐ良く分かります。
[隣にはゴールドジム、上には高速道路が走っている]
お店の外には、今回の試飲イベントのスペシャル看板が置いてあり、ひっそりと書かれている菊の里酒造阿久津社長の似顔絵が筆者を優しく店内に導いてくれました。
(店員さんイラストがお上手です!)
店に入ると早速目の前に阿久津社長と数名のお客様がいらっしゃいました。
お邪魔にならないように、しっかりと順番待ちをします。
店内は、日本酒だけでなく焼酎やワインの品ぞろえも沢山あります。
また、奥にはテイスティングバーが併設されており、10種類以上の日本酒が楽しめます。
順番が来たので、早速試飲をします。
渡された透明の試飲カップに阿久津社長が1種類ずつ注いでくれます。
テイスティングしながら、社長の説明を聞き本日の購入候補を探し出します。
今回の試飲可能なラインナップは5種類でした。
試飲した順で商品と感想をご紹介します。
①大那 超辛口 純米 (黄色ラベル)
超辛口ではない!
商品名に「辛口」と書かれているので、内心びくびくしましたが、
マイルドな印象の方が強く感じました。
お米の旨味がしっかりと感じられます。
お寿司のトロとの相性がとても良さそうです。
②大那 純米吟醸 那須五百万石 (緑色ラベル)
大那ブランドの定番といえば、このラベル!
五百万石と言うとキレの良さが特徴ですが、
この商品はキレだけでなく旨味も印象的でした。
③大那 純米吟醸 愛山 (赤色ラベル)
LOVEを全面にアピールしたデザイン!
①や②と比べると香りと味わいがフルーティーで飲みやすく、
甘口の日本酒がお好きな方におすすめです。
④大那 純米大吟醸 金賞受賞酒 (白色ラベル)
今年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞!
とてもきれいな印象で、ほのかな旨味と柔らかい酸味、
そして渋みを感じられるバランスの良い仕上がりでした。
化粧箱もあるので、贈答品におすすめです。
⑤柚子(ゆずこ)
なんと日本酒で柚子を付けたリキュール!
封を開けた瞬間、店内が柚子の良い香りに包み込まれました。
暑い日には、お風呂上がりに炭酸で割って飲みたくなる味です。
筆者が試飲している間も続々とお客様がご来店。
とても賑わっていました。
ちなみに、筆者は②の那須五百万石を購入しましたよ!
まだまだ残暑が厳しいので、夏野菜のピクルスと一緒に頂きたいと思います。
最後に阿久津社長をパシャリ。
フレンドリーな社長で1本1本丁寧に商品のご説明をしていただきました。
毎年、様々な挑戦を行い、酒質の向上に取り組んでいるそうです。
そのご説明通り、「年々お酒が更に美味しくなっている」と日本酒ファンからよく耳にします。
今後も大那には目が離せませんね!
こうして、試飲して好みを把握してから商品を購入できるのはありがたいです。
今週も都内で菊の里酒造の試飲販売会が開催されるとのことですので、ご興味ある方はぜひ下記のリンクからご確認いただき、足を運んでみてください。
今後のイベント
大丸東京店 地下1階 和洋酒売場
2024年8月14日(水)~2024年8月20日(火)
https://tokyo-sake-calendar.com/blog/event202408/
SNSのご紹介
菊の里酒造(大那) :https://www.instagram.com/kikunosato_shuzo/
菊の里酒造(新たな):https://www.instagram.com/aratana_sake/